カテゴリー: poem

わたしの好きな詩「笛吹く男」

時々読みたくなるこの詩
この詩は静かに励ましてくれて、
時折り思い出します
著作権のため、心にもっとも響いた部分を
引用させていただきます
そいえば、8日はジョン・レノンの命日だったね
40歳だったなんて… 若かったなぁ
日本でいえば数えで41
っていうことは 前厄じゃんっ
42で亡くなった人って結構いる
なんだろ
節目っていわれてるけど…
不思議だ


「笛吹く男」
笛を吹く男あり
あまりうましとは
言えざれど
彼はうまず笛を吹くなり
笛を吹くと心やすまるなり
他の人も喜ばすことができると思うなり
彼は静かに笛を吹くなり
自分で即興的に笛を吹くなり
誰もおどらねども
笛を吹くなり
(略)
ああ笛吹く男
さびしき時も笛を吹くなり
目に涙ためて笛を吹くなり
うれしき時も笛を吹くなり
不平の時も笛を吹くなり
美しき音にはあらねども
なぐさめにはなると思うなり
(略)
ああ
笛吹く男
今日も笛を吹く
聞く人ありやなしや
喜ぶ人ありやなしや
彼は何にも考える閑なく
ただ心ゆくかぎり笛を吹くなり
そして笛を吹くことができることを
感謝するなり
彼は
死ぬまで笛を吹く男
死んでも笛を吹く男
自分の内に生きたものは
他人の内に又生きる
(略) 
『武者小路実篤詩集』(’66)より
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