カテゴリー: つぶやき

Kunikoさんへの手紙 8 謎々正しいこと

おじいさんはよくお酒を飲んで
傍に呼んで わたしは正座して
同じことを何度もわたしに言ってきかせていた
「正しい!と思ったことを信じていきなさい。
いいか、他の人がどうなのか、そんなことに振り回されずに
自分が本当に正しいと思ったことを信じなさい。」と
これがわたしにとっての それからの最大の謎謎となっていったんだった
このことだけは わたしにとってずっと心に残った
おじいさんの思い出として財産になったのよ
Kunikoさん、
あなたはとにかくおじいさんを嫌っていたっけ
わたしもあんまり好きではなかったけど 
いつもお酒臭かったもんね
おじいさんがとっても
かわいがってくれてるのは感じていた
一緒にお風呂に入るのを
楽しみにしててくれてたけど
お酒臭いのはやだって言ったら 
お酒飲んでない時だけ一緒に入った 
お酒飲まないときなんてほとんどなかったから 
たまにだったよね
小学生の頃はまだよかったけど
高学年になってから この言葉の意味が
ぐるぐる旋廻するようになってきた
「正しい」とは どういうことなのか 
考えれば考えるほど 悩むことになってきていた
基準がどんどん大きくなってゆく

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