カテゴリー: つぶやき

Kunikoさんへの手紙 9 棒に間違えた蛇

Kunikoさん、
草取りをしていた時 黒っぽいのは棒だと思ったの
なんだろうって持ち上げてみたら 棒のように硬くもなく
だけどあんまり動かないんだもの それが蛇だったなんて
二つに引き裂こうとしたわたしを
あなたは恐い顔して見て
すぐに手を離しなさい!と言った
ある日わたしにそっと近づいてきた知らないおばさん
わたしに聞いた
「お母さんに会いたい?」と
「会いたい」と言って会えるものなら言っただろうけど
この人をわたしは知らない
けどこの人はわたしを知ってる
気の毒そうな声で聞いた
わたしは睨みつけて言った。
「会いたいなんて思わない。」と。
雷が堕ちる音 
すぐ傍の木にバリバリと堕ちた
悲鳴を挙げてあなたの膝に座った
少し安心したら目の前に蜘蛛が天井から降りてきた
また悲鳴をあげてあなたにしがみついた
おじいさんとあなたの笑い声が大丈夫だよと言っていた
今日は 空気が生暖かい
一足 一足 春がやってくる
朝 
起きてみると ああ 生きている!
本当に驚く 今日も1日が始まる
何故こんなに新鮮なんだろう
生きている

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