カテゴリー: poem

『繭の中』


星が輝いて光を照らす
光が届くことができた地点に辿りついて
映像を写しだす

わたしたちのこの目で見る世界
わたしの声は
出した直後にはこだまして
何もしゃべらなかった気がしてしまう

あ い う お

いろんな色を放って形を変え
現れては 消え 現れては 消え
在るという存在感は心臓の音だけ

ドックンドックン
心臓の音だけ

しだいにまるくなって
目を開けると真っ白なまゆの中だった

青色がかった白い光が照らしている
ちょっぴりまぶしいみたい

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