カテゴリー: つぶやき

言葉

言葉
────この言葉は学生のときにメモしていた
誰の言葉か知らねど 
それからたまに目を止めていた────
言葉をいつも
事物や事象に結びつけて
使おうとする態度は
一見 言葉の働きに
エネルギーやら
よりどころを与えているように見えて
その実 事物の世界の枠組の中に
どこまでも 言葉をつなぎとめておく
言葉がもし 
事物に吸い取られて
事象にだけ対応してしまえば
現実の法則に対応するだけのものにしか
過ぎなくなる
そうなったら
私達にとって
言葉の世界は
すでに知しつくされている現象の世界を
もういちど体験するために
設けられた装置以上のものではあり得ない

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