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「量子論」を楽しむ本

宇宙論研究を世界的にリードしている
理学博士の佐藤勝彦氏のこの本は
初心者にもわかりやすく書かれてあって
しかもユーモアにとんでいて
本当に楽しみながら理解できるように
工夫されてるな~と感じいる本です
学校で習った物理学は古典物理の世界が主
この後の現代と抱えている
まだ解決されていないものが
なんであるのかということが、
この本でだいたいわかるようになってる
時々、自分のイマジネーションを使って
自分の頭の中を眺めまわしてるかのような錯覚に陥り
妙な気分にもなります
おそらく、この本を読む人は誰でも、
なんらかのイマジネーションが出てくるものと思います
何箇所かそういった場面に出くわします
量子の世界 不確定理論
光の正体 黒体放射のスペクトル
アインシュタインが
生涯否定し続けていたのはなにか
そして今のその限界点
(後にアインシュタインの言うように、
神様がサイコロを振ってできる
自然界のあいまいさの確率解釈ではなく、
裏にきちんとした計算できるシステムが
発見されるかもしれない)
この本はこれから何度かまた読んでいきたい本です
おそらく、読むたびに違う場面と合わせながら
読むだろうから何度も同じ場面が出てくるのか、
それとも違うのかそれも確かめてみたいな
波動説の波の干渉なども、
様々に考えることができます

「二つの波の山と山同士または谷同士が重なると
波の振幅が重なり合って光の強さが増し
逆に二つの波の山と谷が重なると
波の振幅がお互いに打ち消し合って、
波が消える現象(光は暗くなる)」
「色のついた物体を熱すると、自分の色に応じた
特有の波長の光を放ったり、逆に
特定の波長の光を吸収する性質がある。
黒い物体を熱したときには特定の波長の光を放ったり
吸収せずに、温度の高低だけに左右される光を放つ」」

とか

「光のエネルギー単位は段差になってる」
とか
あまりにもこの本から促されるイマジネーションは多くて
書けないのだけど
やはり一番今もわたしの頭の中で
ちょっとひと休みするとぐるぐると旋廻して
様々なことを考えてしまうのは
「観察者が見た時に、ふわふわと漂っていた電子が
収縮して一点に見える」という点と
「見ていない時には確定していない」ということ
(不確定性原理)
そして、パラレルワールドの世界観、
「シュレーディンガーの猫」
アインシュタインの
「月は『見た』からそこにあるのか!
んな馬鹿にことないわい!」と言うのもうんうん、と
頷きつつ、いや、違うかもしれない
この常識はずれの見方は真実を言っているのかもしれない 
とも思うのです
現在パラレルワールドの見方をする学者は
少数派にとどまっていて
否定もできないが肯定もできないのだそうです
こうしたことは(計算できないこと)
量子論によって明らかになった世界の不思議な現象を
どのように解釈すればよいかと考えるものとして
「解釈問題」というのだそうです 
そしてこの解釈問題が出ているということは、
これを計算可能にする研究もされているということ
「観察者」によって確定されるという
その「見る」とは、その「意識」とは
どういったものなのか、ということまでは
この本には書かれてないので
それについてもいろいろ考えてしまうではないですか
それは(意識)一人の人間なのか それとも
つきつめていった意識というエネルギー体なのか
パラレルワールドの自分はそれぞれが唯一の自分という
ということは、その「自分」とは一体なんなのか
つきつめていけば、同じ自分が何人もいて、
その元になっている自分というものとは・・・・ 
あぁ~っ、とどまりません
量子論から生まれた概念として
真空は「粒子と反粒子が生成・消滅を
繰り返している空間(真空のゆらぎ)」であるとして
究極の微粒子を追い求める素粒子物理学が
発展していくのだそうです
(実験で検証済み)
物理学の目標の一つは
量子重力論(量子論と一般相対性理論を統合した理論)
でありまだアイデア段階ではあるのだけど、
量子コンピューターができる可能性があるのだそうです 
これは並列処理をおこなうことができる、
一度に大量の情報処理が可能になるという 
そしてこの夢のコンピューターができたとしたら、
それは多世界解釈(パラレルワールド)の正しさの
証拠となるのだそうです
(≧∇≦o)(o≧∇≦)o(^^o) (o^^o) (o^^)o ♪
なんともわくわくするではないですかぁっ

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