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宇宙は自分で宇宙を作る

宇宙は自分で宇宙を作る
【自発的対称性の破れをともなうゲージ理論】
モノの性質がエネルギーによってガラリと変わること
われわれが空っぽだと思っている空間も、
エネルギーを与えることによって相転移を起こすこと
相転移とは物理学的には
「エネルギーの高い状態から
低い状態に落ちていく現象」
この時、水が沸騰して泡がぶくぶく出るように、
デコボコだらけの構造になっている
宇宙にはこのデコボコ ワームホールという
特殊な空間の構造がいたるところに
つくられることがわかった
注:相転移で性質が変わるのは「弱い力」だけ 
「電磁気力」は相転移の前も後も性質を変えず
光の粒子は重さがゼロのまま残っている
宇宙の始まりの超高温時代は、
「電磁気力」も「弱い力」も無限遠方まで届く力だった
(よってもともと同じ力だとみなし、
「電弱理論」「ワインパーグ=サラムの理論」
単なる「統一理論」と呼ばれている統一された力を
「電弱力」と呼ぶ)
しかし、真空の相転移の後は
もともと重さを持たなかった
「弱い力」を媒体するW粒子やZ粒子が
重さを持つようになり
(およそ100ギガ電子ボルト
《1ギガ電子ボルトは10億電子ボルト》)、
狭い領域(素粒子)にしか力が届かなくなった
(10のマイナス16乗センチメートル)
「ローゼンの橋」=ワームホール
地面(相転移の進んでいる宇宙)から
キノコ(地面から生まれた宇宙)が生えている茎の部分
周りの泡(相転移により高いエネルギーから
低いエネルギー状態に落ちたデコボコ)に
ギュウギュウ押され、光速で縮んでいる
入口は狭い だけど周りの泡が光の速度で膨張してるから、
ぎゅうぎゅう押しつけられて縮んでる
収縮してるのに、この空間の体積は、
ものすごい勢いで膨張している
見掛け上ギュウギュウに押し付けられて
ものすごい勢いで縮んでるのに
いったん中に入ると向こう側に広大な世界があった
ただし、因果関係の遮断された世界
「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった」より
+:+:+:+:
この「ローゼンの橋」の記述は 
まるで子宮から生まれる私達の姿のようにも思えるし、
亡くなりそうになった後や深い瞑想に見ると言われる
ビジョンにも似ているなぁと思う
親宇宙から子宇宙、孫宇宙へと際限なく生まれる宇宙
親宇宙から見るとそこにはただ単に
ブラックホールができているだけのこと
しかもそのブラックホールは
「大統一理論」の議論で計算すると
重さは1キログラムの超ミニ・ブラックホール
(厳密にいうと親と子宇宙をつなぐワームホール 
ただし事象の地平があるだけだから
一方から見ればブラックホールに見える)
「ホーキング理論」によると
蒸発してポッと消えてなんの痕跡も残らず
後には あっちにもこっちにも
宇宙ができているということになるそうだ

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