カテゴリー: 放射線

ドキュメンタリ「被爆の森はいま」と 電中研CRIEPI)の低線量被爆ホルミシス研究

ドキュメンタリ「被爆の森はいま」の映像を観ました。
教えていただいた映像なのですが、
これは是非知っておかなければならないものだということがわかりました。

以下、かなりはしょった概略と感想 そして
同じときにたまたま知ったリンクから 
ホルミシスについての元になる情報映像を観たのでその感想も。
それにしても、本当に震災後は放射能に関するニュースと情報と知識獲得の日々に費やされ
なかなかほっとする暇がありませんね。
原発が放射線を撒き散らすのが止まった時点がひとつのピリオドであり
そこからどう生きていくのか模索する方向にシフトするのでしょう。
その日はきっとくる。と信じて。
これ以上事態がひどくなりませんように☆彡(-人-;)..

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ドキュメンタリ「被爆の森はいま」
チェルノブイリ事故後の貴重な動物の研究結果をわかりやすく解説されたもの。

事故時全ての動物たちが死に絶えたあと、
立ち入り禁止区域で
死なないレベルの放射線量になっていくと他の場所から
生き物たちが住みついた。
ねずみは放射線に対しての防衛機能、耐性が出来ていた。

低線量被ばく
鳥は、これまでに見たことのないケースが見受けられた。
足、首、目のまわりに腫瘍。自然では見られないもの。
卵は大きさが1/4。色素が抜ける — 他で見られるのはパリ、モスクワなど大気汚染のレベルが高い大都市。
羽の形や長さが違う。ツバメの老化が早く寿命が短い。
精子の5割以上の遺伝子が異常

放射線によって分子を切断され毒性の高いフリーラジカルが
産み出されてもそれを抗酸化機能が消し去る。

実験:高い放射線(グレイ単位)を浴びたマウス
放射線を浴びたことのないマウス- DNAが損傷される
低線量被ばくしたマウス – DNA損傷レベルは低かった -> ホルミシス効果があるのではないか

ねずみ以外の動物は現在はまだわからない段階

人間がいなくなってから生物多様性が富んできた。
食物連鎖が機能したバランスの保った状態。

おそらく「 *ホルミシス効果」という見解はここから波及したんだと思うけど、
その効果をそのまま人間に当てはめるのはかなり乱暴だということがわかる。
ねずみの世代交代は何十も先での結果で、その間にどれだけ死んだかわからないのだから。
鳥の末路と似たようなもので、結局原発推進派が目指すのは人間が生きていけない世界なんだろう。
ホルミシス効果 – Wikipedia

見終わって、人間の存在意義はと嫌がおうにも考えさせられる。
この地球をコンピューターに任せたら
やっぱり人間の存在を否定する選択になりそうだと思ってしまう。
そこに行き着いてしまう。

この研究結果を知ると、
がれきや放射能物質を事故の起きた場所に集めることは
しないほうがいいという判断になる。
知らなければ、どっちみち高い放射線を浴びて人が住めなくなったんだから
その場所に集めたほうが効率がいいと考えてしまう。
それはこの狭い国土の日本にそのままあてはまるわけでもないけれども。

ちょっとググッたら、文字起こしされてる記事がありました。

低線量被曝がネズミにもたらすホルメシス効果の意味…ドキュメンタリ「被爆の森はいま」【動画&文字おこし5・最終回】:ざまあみやがれい!

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電中研CRIEPI)の低線量被爆ホルミシス研究

Ustream.tv: ユーザー kawazualive: 111014_1, Recorded on 2011/10/14. 市民

“「放射能が怖い」のウソ”の著者服部禎男氏
(T. D. Luckeyが1982年に提唱した「仮説」を基に書いた本)と エハン・デラヴィ氏の話
この服部禎男氏こそが、プルトニウムなんて飲んでも大丈夫といった人でした。
なんと明日発売。。ということはそのプロモーションだったのですね。
Amazon.co.jp: 「放射能は怖い」のウソ 親子で考える放射能Q&A: 服部 禎男: 本

この番組でのしゃべり方や雰囲気は、聞き続けるのが不愉快でしたが、
いったいなにを言ってるのか、こちらも知っておかなければならないと思い、聞きました。
どんな話し方をするのかウォッチして
ちゃんと聞き終えた自分をほめてあげたいくらいしんどかったw。

ショウジョウバエの精子には、DNA修復機能が無くそれは珍しいケースだという。
抗がん剤は、がんを強力にするだけで害となる(->ここの部分はやっぱりそうかと頷ける )
がんに対して行われる放射線治療は、1,000mSv/h(1Sv/h)のさらに1,000倍(1,000Sv/h)
->これはがん細胞を焼くということでホルミシスでは無い

ニュートリノは太陽からやってきており、
DNAが進化してくのではないかという仮説をたてるのがエハン氏。
これがスピリチュアル系にてアセンションというものに結びつくのだろうと思う。
(ほぉそうきたか)

閾値やホルミシス効果については、国際防護委員会は認めず
何度も説明会を開いてもNHK含めてマスメディアは放映しない。
これについて言及しようとすれば、大学でも文科省からもストップがかかり研究費も出ない。
->電力中央研究所プロジェクトが各大学に研究費を出す->放射線安全研究センターに名称変更
以来10年間動物実験の実績

この映像での話と「ホルミシス効果 – Wikipedia」を読むと、
そうだったらいいだろうとは思うし期待したくなるかもしれない。
震災前のわたしがこの説をいきなり聞いたらころっとだまされるかもしれない。

でも、この説でいくとチェルノブイリ事故からの奇形などの説明がつかない。
もし説明がつくとすれば・・・、
頭が増えたり手足の本数が増えるということは、
本来目覚ましてはいけない細胞を活性化したせいだということになる。
それはとても歓迎できるものではないでしょう。
また、そうしたことにより、
つぎの危機に備えたDNA修復のためのストックが
無くなった状態になってしまう・・のではないだろうかというか、
眠らせる状態にあるのはそこに意味があるからだとも考えられないだろうか。

実際この映像でチェルノブイリでの甲状腺がんについてはわからないとはっきり言ってる。
わからないその件で多くの人たちが苦しんでるのに、
まるで関知しない様子に背筋が凍った。

こうしたチェルノブイリで起きた様々な症状、
原発作業員や戦争からの帰還者などあげたらきりがないほどの
被ばく症を説明でき、マイナス面を完全に回避できると
確信できるほどの段階に到って初めて提唱できるものでしょう。
なのにそれらが無視されてることに大きな不安と不快感、不信感でいっぱいになった。
そんなに怖がらなくていいなら御自身の一族郎党引き連れて
福島原発内で数十年生活し、より健康になったのを証明してからにしてください。

かたや昨年放映されたこの「被爆の森はいま」
ここに流れた情報では、ねずみだけが生き残り、
鳥に関しては次の世代ができない絶望的な状態であるという観察判断が出てる。
奇形ばかり。鳥たちの個体数が減らないのは
次々と他所から飛来してきてるからだそうだ。
また、まだわからないことが多いとはっきり言っている。
こちらのほうがよほど信頼できる。

ねずみは生き残った。けれど人間だったらどうか・・。
その例としてすでに、チェルノブイリが証明してるのではないだろうか。

低線量被爆ホルミシス効果を得るために、
放射能を怖がらずどんどん浴びることを推奨しそれを実行したなら、
たとえもし何十代先の子孫がホルミシス効果を獲得したとしても、
それまでに五体満足の人間はいなくなっているのでは?

この低線量被爆ホルミシス研究も全くのでたらめというのも乱暴だけれど、
あまりにも極端で一種独特感情的、テンション高くてイケイケムード、
まるで新興宗教みたいなノリだ。

被爆者を少なくする努力が欠けて見えるのは
福島原発事故によるデータを得たいためなんじゃないか。

誰だって住んでいる所から急に移動しなければならないなんて拒否したい。
生活基盤が失われるなら、失わなくてもいい説を唱えられれば
飛びつきたくなるだろう。
福島の人たちにそういうことをしたの?
眠りこけたDNAを活性化し、癌にならない身体と若さを取り戻すのですと?
…あんまりだと思う。

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