カテゴリー: 放射線

原発事故 政府と東電とアメリカ

東京電力福島第1原発の事故について、
「福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)」が
民間の立場から検証した調査報告書が各メディアで 2/28 公表された。

追記– – : この委員会については小出教授もわからないと言ってらしたようで‥
うーんどうなんでしょう

この委員会を設立した「民間団体」とは、日本再建イニシアティブという一般財団法人。
親米保守派といわれる元朝日新聞の船橋洋一氏が理事長として発足した団体、ということで、
民間とは名ばかり、という批判が出ているのでしょう
via : 福島原発事故独立検証委員会を設立した日本再建イニシアティブの理事は日本ツイッターの代表 | EX-SKF-JP

追記ここまで

「有事の対応マニュアルの想定不備、官邸の認識不足」
「東電や保安院への不信感」「被害拡大の危機感」
→ 首相官邸の現場介入

報告書要旨
6分割をまとめたキャプチャページ

ニュース記事

報告書は首相官邸の初動対応について、「(昨年3月)15日に対策統合本部が設置されるまで、菅氏に対する原子力災害時のマニュアルや関連法制について事務的な説明が一度も行われなかった」と指摘。首相秘書官らが六法全書のページを慌ただしくめくりながら、原子力災害に関する基本法制を一から確認していたことを明らかにした。

菅氏の官僚に対する対応のまずさも記されている。

菅氏が「全然俺のところに情報が来ないじゃないか」といら立ちを表明するたびに、関係省庁が大急ぎで説明資料を作成し、報告に上がろうとするが、説明を開始してまもなく、「事務的な長い説明はもういい」と追い出されるパターンの繰り返しだったとしている。

菅氏は官僚不信を強め、個人的な人脈を頼って携帯電話で外部有識者から情報を収集。官邸スタッフには菅氏とブレーンの携帯電話でのやりとりの内容が明かされず、スタッフの1人は「何の責任も権限もない人たちが、密室の中での決定に関与するのは問題だ」と証言。枝野官房長官も「常に(任命を)やめた方がいいですよと止めていた」と明かしている。

報告書は、東電による原発からの撤退申し出を拒否したことや、東電本店に乗り込んで対策統合本部を設置したことを例に、菅氏の行動力や決断力について、評価もしている。

「情報来ない」「もういい」…菅氏の混乱指摘 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2012年2月28日09時13分 読売新聞)

菅前首相ら政府首脳による現場への介入が、無用の混乱と危険の拡大を招いた可能性があるとする報告書を公表した。

報告書によると、同原発が津波で電源を喪失したとの連絡を受けた官邸は昨年3月11日夜、まず電源車四十数台を手配したが、菅前首相は到着状況などを自ら管理し、秘書官が「警察にやらせますから」と述べても、取り合わなかった。

バッテリーが必要と判明した際も、自ら携帯電話で担当者に連絡し、「必要なバッテリーの大きさは? 縦横何メートル?」と問うた。その場に同席した1人はヒアリングで「首相がそんな細かいことを聞くのは、国としてどうなのかとゾッとした」と証言したという。

翌12日朝、菅氏は周囲の反対に耳を貸さず、同原発の視察を強行。この際、同原発の吉田昌郎前所長(57)が東電本店とのテレビ会議で、「私が総理の対応をしてどうなるんですか」と難色を示す場面を目撃した原子力安全・保安院職員もいたという。

報告書は、官邸の対応を「専門知識・経験を欠いた少数の政治家が中心となり、場当たり的な対応を続けた」と総括し、特に菅氏の行動について、「政府トップが現場対応に介入することに伴うリスクについては、重い教訓として共有されるべきだ」と結論付けた。

菅首相が介入、原発事故の混乱拡大…民間事故調 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) (2012年2月28日05時02分 読売新聞)

「最悪シナリオ」というものも公表されてた。

公表した「最悪シナリオ」は1、2、3号機の原子炉や1~4号機の使用済み燃料プールから放射性物質が放出されたと仮定。強制移転区域は半径170キロ以上、希望者の移転を認める区域が東京都を含む半径250キロ以上に及ぶ可能性があるというもの。
【放射能漏れ】民間事故調が「最悪シナリオ」公表 政府の情報操作 鮮明+(1/2ページ) – MSN産経ニュース

タイミングを見計らったかのような次の記事を目にした。
ケイシーまつおか氏のツィートを読みやすくまとめてある。
上の記事がなぜそうなったかがわかってくる。

酒で口が滑った・・・「政府の今やっていることは最善策である」【酒席である有名なエコノミストが語っていた原発問題】今の状態は、日本国民が放射能被曝を続けながら経済活動だけ・世界経済は崩壊しない程度に回し続けるように全てが操作されている。2/29ケイシー まつおか氏の2/29 のtweets より : 山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!

そこからいくつかの ケイシー氏のツィートをピックアップ…
http://twitter.com/Casey_Matsuoka/status/174532068632571904
http://twitter.com/Casey_Matsuoka/status/174532260312252416
http://twitter.com/Casey_Matsuoka/status/174532325005213699
http://twitter.com/Casey_Matsuoka/status/174532386099445760
http://twitter.com/Casey_Matsuoka/status/174532711539683329

そういえば当初から、菅総理は東電とうまく連絡が取れなかったというニュースがあった。
東電に対する不信感とはこういうことだったのか。
東電だって、その状況ならもう、プロのアメリカに介入してもらって助けてもらいたいと思ったのだろう。
逃げたい東電 とどまれという総理
最悪な状況を回避したということ。
チェルノブイリよりひどい被曝状況で、すでに最悪だと思ってたけど
もっと最悪なことが起こる可能性があった(まだ収束できるかわからないけれども)。

酒席の戯言‥というけど、これを読むとようやく
理解できなかった切れ切れの事柄がつながり、妙になるほどと納得できてしまう。
納得はしたくないけど。。やっぱり被曝するのわかってたんだ。

そしてこちらは、2012年2月23日に放送された英BBCのドキュメンタリーで、
記事元はEX-SKF-JP: BBCドキュメンタリー「メルトダウンの内側(Inside the Meltdown)」

当時の原発の様子、作業員の証言など貴重な映像。
東京消防庁の隊員がホースをつなげて放水を行う作業をしている様子など
「70ミリ!」という言葉がショッキングに響く。
ケイシーまつおか氏のツィートを読まずに見てたら、なに偉そうな菅総理って腹立ててたかもしれない。

それにしても、自衛隊や消防士、原発作業員の方々の決死の行動には
ただただ、頭を垂れ感謝します。

3分弱のハイライトシーン

一時間くらいの本編はこちら

その時 知らずに外に無防備でいて被曝した人がたくさんいたわけです。
せめて 屋内退避を呼びかけるとか そこでできることがあったはずだと思う。
一生身体の変調にビクビクしながら生きていくことを強いられるなんて…。

結局、できるだけ被曝を避けようとすることが一番なのですね。
あとからこういう措置も出てくるし

東京電力は、福島第一原子力発電所事故で、自主避難した福島県内23市町村の子どもと妊婦に支払う賠償額を増額する方針を固めた。

政府の原子力損害賠償紛争審査会は子どもと妊婦を対象にした賠償金を1人40万円と定めたが、東電はこれに約20万円を上乗せする。実際に自主避難した場合にかかった費用が基準額を上回ると判断したためで、28日午後に発表する。

東電は来週にも23市町村の住民約150万人に書類の送付を始め、早ければ3月中旬から賠償金を振り込む。賠償総額は2000億円を超える見通しだ。同審査会は昨年12月、福島県内全59市町村のうち政府が避難指示を出していない福島市、郡山市など23市町村の子ども・妊婦に対しては、避難したかどうかにかかわらず一律1人40万円を支払うことを東電に求めていた。

東電、自主避難の妊婦・子どもへ賠償20万円増 : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞 (2012年2月28日19時18分 読売新聞)

ずっと後になって集団訴訟になる流れが起きても、身体が参ってしまっていてはどうすることもできない…。

あ、でも食べ物も放射性物質の拡散も 全国にまんべんなく広がってもう…。

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原発事故 政府と東電とアメリカ” への1件のフィードバック

  1. 賠償金は毎月一人の額だろう?自宅から他県に移動するだけでも此のくらいの金額はかかる。東電は数十年、2000億円/月を支払うのだ。年間2兆4千億円だ。その他日本中の訴訟ですべて賠償責任が問われる。刑事責任は此のあとの話だ。別の裁判と言うことになる。更に、国際法廷で断罪される多くの原発利権者も出てくるだろう。

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