カテゴリー: つぶやき

『心の傷〜トラウマからの解放 』を観て

10/28 : 追記編集済

心の傷〜トラウマからの解放 – Dailymotion動画

薬が効きづらいうつ病や、摂食障害などの複雑な心の病、自傷行為・薬物依存などの問題行動の背景に、幼い頃に受けた虐待や性被害の心の傷・トラウマが深く関わっている場合が多いことが、最新の研究から明らかとなっています。  トラウマは戦争や災害、事件・事故などの惨事に限らず、日常生活の中の身近な問題でも長期に渡りさらされることで、心や身体にさまざまな不調をもたらす原 因となります。そうした中で、最近、トラウマを解消する治療法が登場し、治療の現場で効果を発揮しています。トラウマの記憶そのものを治療することで、多 くの人が心の病や体の不調の原因となっていたつらい記憶から解放される時代となってきています

これまで、トラウマは
あまりにも辛くなる場合、掘り下げたり分析するより
一旦 脇に置いて見ない、なるべく忘れていく
というのがベストだと思っていた。

様々な人を見たり考えたりいろんな体験をして、
思い出しても冷静に受けとめられる時期が
やがてやってくると信じるしかなかった。

なるべく思い出さない。
その努力が一番楽にやりすごす方法だと。

この番組で紹介されていた新しい治療法に驚いた。

トラウマとなった状況を思い出した時(一番辛い時)、
右脳のある部分が偏って刺激され興奮状態となって
左脳の理性が働かなくなったところを、
瞳の動きや反復運動によって中和するような作用をし、
高ぶった感情が静まるという。
辛さが楽になるのだそうだ。

これはすごい。
ようするにおおざっぱに言えば、
溜まりこんだ感情を、瞳の動きの運動で流してしまうのだ。

その番組での映像は、
トラウマを思い浮かべたまさにそのときの感情的になった興奮状態が、
まるで動きの鈍った濁った塊のような印象を受けた。

トラウマの塊。こだわりの形?

瞳の動き(視力回復運動にもある左右に目を動かすやりかた)によって
刺激され血流がよくなり、左右の脳の情報が
脳幹を通してうまく行き来できるようになり、
塊のようなものが消える。

思い出したくもなかったシーンが浮かび上がったとき、
瞳を左右に動かしてみてみれば、心の変化があるのかもしれないのだ。

そうした辛い思いは、突然湧きだしたかのようにでてくることがある。
そのとき、この方法を試してみるといいかもしれない。

番組では、専門のカウンセラーにやってもらうけど、
ひとりでやってみてもいいかもしれない。

ひとりでできるなら素晴らしい。
副作用も無く簡単な方法だし、
やってみる価値が大いにあると思う。

そうだ、日常でも感情が高ぶって困ったときにも
瞳ギョロギョロをやってみよう。

この番組ではこの方法の他に、カウンセラーが話を聞き、
ポジティブな方向の多角的な見方や考え方を提示してたけど、
こうしたカウンセラーに恵まれるのは期待できない気がする。

よく知りもしないカウンセラーに
一番傷ついたことを話すのはかなり勇気がいると思うし、
そうなるまでのカウンセラーとのコミュニケーション?
トラウマの中身にもよるのかもしれないけど、
カウンセラーを探すことさえ難しいと思う。
話してもいいと思えるまでの
カウンセラーとの信頼関係を築くことを考えると
面倒くさいなぁとも思う。

その番組から、カウンセラーとの話しからヒントをもらうとすれば、
瞳ギョロギョロをやって気持ちが落ち着いたら、
静かに自分を客観的に見つめる練習をしたらいいのかもしれない。
なにかしら道が開ける気がする。

それにしても脳って本当に不思議だ。

脳と精神状態との関係、こころとの関係。
脳は単なる受信機のようなものという説もある。
こころは脳にあるわけではないという説もある。
そういえば、眠りに入った後脳細胞は約60%収縮して、
脳脊髄液が脳内を流れ老廃物(蓄積するとアルツハイマー病の
発症につながるとされているアミロイドベータと呼ばれる
タンパク質が含まれている。)が排出されるのだそうだ。

毎日の睡眠は、脳にとっての呼吸のようなものかもしれない。

少なくとも、こころの状態が脳に影響するだけではなく、
脳の状態がこころへ影響を及ぼしているのは間違いないようだ。

現実を見て感じていると思っている
わたしたちの意識や判断は、
なにかあやふやな現象にも思えてもくる。

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