カテゴリー: lifeshot

2018年春観たドラマ 『女子的生活』『アンナチュラル』『anone(あのね)』

女子的生活

いやいやどう見ても男が女装してる風にしか見えないのに周囲は自然に女性として接している場面に呆然としたのが一回目の印象。
見た目は女性、実は男性で女性が恋愛対象というトランスジェンダー。ややこしい。
確かに女性らしいしぐさや目の動きが上手く、演じる志尊淳さんは相当努力されてるだろうと思う。
見てて混乱して二回目観るのやめようかどうしようかと迷いながらも観る。

場面に釘付けになってしまったのが元ルームシェアしてた相手の登場。
あれ?この人も男?え?めちゃくちゃかわいいし身体だってやわらかそうだしでも声はやっぱり男っぽいしこの人って役者?その彼女と主人公が交わす会話を見てて不思議な気持ちになった。この気持ちは初めてジャズの旋律を追いかけたときの感覚に似ているというか、触れたことのない感覚への違和感に馴じめない不思議な感覚。
その彼女が気になって仕方なくて検索すると、西原さつきさんという本物のトランスジェンダーだった。

なるほどと納得してようやく気持ちが落ち着く。
ため息が出そうなほどきれいで、仕草や話し方に釘付けになってしまった。ステキ過ぎる。
このドラマのトランスジェンダー指導をしているのだそう。なるほどそうだったのか。

” (話題のドラマ「女子的生活」LGBT当事者に与えた影響は 主演・志尊淳&トランスジェンダー指導・西原さつきが反響語る<インタビュー> – モデルプレス https://mdpr.jp/interview/detail/1741188 ) より
「女性らしい所作」を志尊に指導した西原氏は、男子として生まれるが幼少期から強い性別違和を覚え、大学卒業後は広告代理店にOLとして勤務、性別適合手術後はタイで行われたトランスジェンダーの世界大会「Miss International Queen 2015」で特別賞『ミス・フォトジェニック賞』を受賞した。
現在は、LGBT関連の講演会、モデルなどを中心に活動。性同一性障がいの方のための女性化レッスン『乙女塾』の代表講師も務める。

西原:LGBT当事者は現実問題として苦しんでいる方も多いんですけど「このドラマのおかげで、親にカミングアウトができるようになった」という方の声を聞いて、人の人生を左右している作品だなぁとすごく感じました。実は私の周りで、このドラマのオンエアが決まってから、親にカミングアウトをしたという人が10人以上もいて。ドラマがスタートする前から期待値は高かったんですけど、始まったことによって、作品の持つ影響力がすごく強くなったなぁというのを感じています。”

そして最終回、なんだかなと思ってた主演の志尊淳さんの仕草にドキッとしていた。
女性というより中性の魅力。あれ?ステキじゃない?なんだろうこのトキメキ。
凛としてて美輪明宏さんが若いときってこんな感じだったのかな。
だんだん上手くなったのか、見てる側の見方が変わったのかわからなくなってしまった。

そうそう、上記リンク先の西原さんのインタビューにある
”「ふとした瞬間にみきの男性的な部分が見えるところがグッときた」という声が多かったのも印象的 ” ということなんだろうと思う。そっかそこにグッときたのは私だけじゃなかったんだ。
不思議な感覚になったと思ったらいつのまにか受け入れてて応援してた。

 

アンナチュラル

不自然死の原因を究明する組織
不自然死究明研究所(英:Unnatural Death Investigation Laboratory)= 通称UDIラボを舞台に展開する話。

毎回ほんとに面白かった。
もう全てがハイスペックでした。
いじめ問題の回
「彼らはきっと転校して名前を変えて、新しい人生を生きていく。あなたの人生を奪ったことなどすっかり忘れて生きて行くの。あなたが命を差し出しても、あなたの痛みは決して彼らに届かない」

「あなたの痛みは決して彼らに届かない」 強く印象に残った。
恨みから救われるひとことですよね。

神倉所長の言葉
「死ぬのに、良い人も悪い人もない。
たまたま命を落とすんです。
そして、私たちは、たまたま生きている。
たまたま生きている私たちは、死を忌まわしいものにしてはいけないんです。」

悲嘆に暮れた人にとってバイブルになる言葉。
身近な人を失いそれを自分のせいかも知れないと思ってしまうのは自然なんだそうだけどつい数年前まで(東日本大震災)知らなかった。私も子どもの頃から大人になるまで思い込んでたことがあったのでかなりズシンときた言葉だった。救われる言葉でした。そうなんだよね、たまたま生きてるんだよね。

ts_unnatural0101

http://www.tbs.co.jp/unnatural2018/

anone

このドラマ、あれ?と思ったら涙腺が突然緩んで止まらなくなってしまうドラマだった。たまにそんなシーンに出会うことはあっても、このドラマはあまりにも自然に涙腺を奪うドラマだった。もうボロボロに泣けた。

ハリカ役の広瀬すずさんと亜乃音役の田中裕子さん、微妙な感情を表現するのに見とれました。
青羽役の小林聡美さんの役も、感情表現の絶妙な抑え方がドーンとリアルに響いてきて、彼女のシーンで涙ボロボロ。
持本役の阿部サダオさん特有の動作はこの役にぴったり。
カノン役の清水尋也さんとハリカとのやりとりにも涙。
台詞の間の取り方とかほんとに上手かった。
花房役火野正平さんもいい役柄でしたね。最後このあとどうなったんだろう。

中世古役の瑛太もほんとはまり役だと思った。
で、引っかかるのが中世古の生い立ち。弟と何があったの。
そうそう、何をどう自首したの。新聞記事よく見えなかったし。
見終わってからもういろいろ気になって仕方無い。

どうやら 坂元裕二さんの脚本ってそんな思わせぶりな結末が好きらしいんですね。オリジナルだし。
そうかあとは視聴者の想像におまかせなのか仕方ないな。
でもこの最後の気になるシーンをしっかり作ったのを一回放送してくれないだろうか。

anone

https://jonitame.net/archives/4352

 

 

広告
タグ: