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蟲師10 降幕の刻


12月12日は月がもっと美しく見える日、
近地点を通過で地球に最接近 – Technobahn

なんだそうです 
明日満月ですね
とうとう最後の・・(って発売先月なんだけど)読みました
蟲師 10 (10) (アフタヌーンKC)
最終話が載るというのを知ったとき、
本屋さんで「鈴の雫」の前編を読んでしまった。
でもその次のが出てるのはわかってたけどあえて読まなかった。
単行本が出てきたらゆっくり味わいたくて。
最後なんだなぁ、と思いつつ
なんともいえず   
ふつふつとこみあげてくる思い
無表情に近い顔に背景の描写から
深い表情が見えてくるような描き方
日本人の独特さを表現してると思う
静かな感激に包まれました

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蟲師 9


そろそろかな
まだかな
蟲師の単行本がもう出てるのか
ときどき思い出して気になる
月刊アフタヌーンに隔月で連載されてるらしいけど、
この漫画のためだけに買う気にもなれず、
単行本になるのを楽しみに待っていた。
年に一度。。
蟲師 8のほうは何時出たのかな、と思ったら、
ちょうど一年前の二月だったのね。
待望の新刊 2/22発売だった
こんなペースでもいいから、
これからもずっと続けて出して欲しい。
蟲師 9 (9) (アフタヌーンKC)
今回も暖かく切なくほっとする内容の数々だった
今回のマイ・ベストは
「草の因(しとね)」
4巻の「草を踏む音」の後、
ギンコがどのようにして今のギンコになったのか
どう蟲を受け入れたか
作者さんの漆原さんは描きたかったそうです
ああ、こんなことがあったのか・・と
なんともいえない感激に包まれました。
ギンコが自分の居場所がみつからず、
行ったら戻れない場所といわれる場所へ
「もともと俺に居ていい場所なんてないんだ・・」からと
入っていくギンコの姿。
ここですっかり共感してしまっている読者のひとりです。
別に・・いなくてもいい存在 
自分がいなくても世界は回る
そう思い込んでいる読者のひとりとして共感し
行ったら戻ってこれない場所に「一緒にいこう。」 と
すっかりギンコと共にこの世にさようならをしていながら、
その世界が見たいというわくわく感。
戻ってもいいというメッセージのようなものを受け取り、
倒れていたギンコを助けてくれた
蟲師の言葉に涙ぐんだのでした。

 
この世に居てはならない場所など誰にも無い
この世のすべてが お前の居るべき場所なんだ
【関連エントリー】
「蟲師 其ノ壱」DVD
蟲師 ─ 漆原友紀
Coldplay / Rush of Blood to the Head 
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「イバラード物語」



イバラード物語―ラピュタのある風景

過去 未来 時空間異空間?
とてもほっとして安堵する空間と絵が展開されてます
イバラードの世界がここに説明されてます
登場人物やイバラード世界のアイテムや
イバラードの地図など詳しいことが載っている

印象に残ったポイント
・記憶を持つロム石 
 シンセスタという思念増幅装置を使って
 石の記憶を映像として浮かびあがらせる
・帰したくない市場と客の心残りとの反応で
 降りる階段が見つからなくなる
 下へ行く階段を探さないことがポイント
・模型の形の小さなエアシップ 
 フタとミにわけるとみるみる膨らんで
 乗れる大きさになる乗り物
 (ポケットの中で広がると困る)
・車輪の無いジーマという高速鉄道の乗り物
 乗っている人の思念に反応して動く
・予知能力と演算能力を備えた市電
・心の中に浮かんだものを見える形にしたソルマ
 (虚像・思念像)
・ラピス・ラズリを含んだルリ・タバコ
 ソルマの存在する世界の映り込みを見ることができる。
・生きた緑に覆われた建物 
・ライトセーバーの他様々な使い道がある光を放つリグダ
・イバラードの元旦は7月7日

おかげで絵を見たらどこのシーンなのか見えてきて、
絵を見るのが更に楽しくなりました。

ぼくたちが考えてるってのは
実は頭の中をかすかな電気のパルスが
走りまわっていることなんだ
電気が流れるとそのまわりに磁界ができる
まあ、ぼくたちは自分のまわりに
かすかな思念の磁場を作りながら
歩きまわっているわけさ
だからそんな磁場(フィールド)をもった自分が
他の人に近づくとその磁場が
その人のかみの毛をコイルとして
『電磁誘導』をおこし、その人の神経に、
自分の思念のパルスを再現する。
シンセ石(スタ)は、その結晶構造により、
思念を増幅するので自分が心の中に思い浮かべた像を
虚像(ソルマ)として他の人に見せることができる
また、思念の強い人、すなわち魔法使いなら
特別な道具なしでも、ソルマを出すことができる。
さらに二人以上の思念が、
ひとつの場(フィールド)に集まるとき
その思念像(ソルマ)は、圧倒的な存在感をもつ

ソルマ・・
考えてみれば
私たちが自然に気がつかずに行っている日常でもある。
心に思ったことの影響は様々にはかりしれず・・
身体の調子まで変化していく
大勢の人々のソルマの集まった
化学反応の結果の連続のような日常
このわたしたちの世界は、
ふんわりしたシンセスタから投影された
いかにもリアルで目を奪われ心を奪われる世界が
現実であるとも思える。
ふんわりしたシンセスタとは、
心を投影していくこの肉体のことであったり、
この世界そのものが、ふんわりした形の無いような
またはあまりにもでかすぎて把握しきれないほどの
シンセスタであるとも・・いえる

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「アタゴオルは猫の森」 上映開始


先日の日曜、ラジオを聞いてたら
アタゴオルは猫の森の主題歌が流れた
へ? 主題歌? どうやら映画が出来たらしい
3次元CGアニメ
うわ 観たい!! 
監督: 西久保瑞穂
脚本: 小林弘利
キャラクター・デザイン: 福島敦子
美術監督: 黒田聡
音楽監督: 石井竜也
ヒデヨシの声は山寺宏一
あっそっか・・宮城生まれだから東北弁はお手のもんだネ
10月14日(土)より全国にてロードショー
上映劇場- : 角川ヘラルド映画
公式サイト
「アタゴオルは猫の森」公式ブログ - livedoor Blog(ブログ)

ますむらひろしの絵は
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の映画を観てから
気になっていました

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蟲師 ─ 漆原友紀


蟲師(1)
ここでの蟲とは動物でも植物でもない、
微生物や菌類とも違う、
もっと命の原生体に近いモノ達。
それらを総じて「蟲」と呼ぶ。

それらは形や存在が曖昧で、
ヒトと蟲とが重なる時、人智を超えた妖しき現象が生まれ、
ヒトは初めてその存在を知る。

生命とは、他をおびやかすために在るのではない。
ただ、それぞれが在るように在るだけ──

こうした「蟲」とヒトとをつなぐ「蟲師」である
主人公ギンコが、旅の途中で様々な人々と、
それに関わる蟲達に出会ってゆく。

一話ごとに登場人物が異なる読みきり絵巻。
蟲師 公式ページあらすじより

この漫画の魅力は「静」 静けさ
読んでいてずっと静かな
まるで自分の身体の中の音を聴いているかのような
静けさの世界の中にすっぽりと入って ほっとする

そして一話一話があたたかく優しく切ない
字数も多くなく、読者の想像力をかきたてながら話は進んでいく
想像していかなければ話の中には入ることができない

その世界は 私たちの日常を超えた作者の「蟲」の世界
それでいて懐かしい感覚が呼び覚まされるようだ

こちらでは見ることができないのですが
アニメ化されているそうです

一冊につき5つほどの話の読みきりで、 
そのアニメも一話ごとに作られて一話ごとに曲が作曲され、
とても丁寧に作られているとのこと

ずっと後世にまで伝えられるような
傑作漫画が今作られてるのかもしれない

どんなに脚本がよくても、きちんと作られていず、
はしょられてアニメ化される作品はとてもがっかりします
(最近では映画 「ハウルの動く城」がそれ)

DVDも出てるようだけど、
是非こちらでもTV放映してほしいなぁ

作者の漆原友紀さんは、
一巻の中に「蟲」についてのアイデアを
「妖怪」や「霊」のジレンマとして発生させたと書いています


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は妖怪や霊は完全には(今のところ)信じていないのだけど、
とても「いてほしい」と思っています。
(なので身近な人の信用できる怪異談はとても嬉しい)
「蟲」ってのは、その辺のジレンマから生じた、
「妖怪」の形でもあります。

それにしてもちょっと前までは「妖怪」が
すぐ側にいたんだなぁ。
ちょっと羨ましい。(作者談)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

例えば この一巻の中の「瞼の光」
一度目を閉じてまだチカチカするものが
目の中に動いているのは
瞼の裏を見ていて本当は閉じていない
そのチカチカを見ている目玉をもう一度閉じると
上の方から本当の暗闇が降りてくる・・

これはなんとも懐かしい感覚ですネ
よく子供の頃このような遊びを
布団を被ってやっておりました

チカチカした幾何学模様のような不思議な形
(瞼の裏の残像だとも言われてるケド)
追いかけると逃げていくので、その形を真ん中に置きながら
視野をちょっとずらすのはコツがいりました
金色に光っていて立体的な形
複雑な形を見ているとやがてぐるりと廻ったりします

その形を見るのに飽きたら 
その形を追いかければ逃げてく

すぐに次の形がやってくるので
(視野の端っこにいるので)その形をまた眺める 
追いかけ続ければどんどん金色の幾何学模様は
幾つも幾つも流れていく

幾つかの形を漂わせながら視点をずらして眺めて遊んだり。。
意識すれば真昼間に目を開けたまま
この光の網目模様を見ることもできますね
(別に普段の生活に必要ではないのでそんなことはしないケド)

本当は真っ暗な状態を楽しみたくて
最初はその模様の形が邪魔で
追い払う努力ばかりしていました

この漫画の話では、そのチカチカを見ている目玉を
もう一度閉じる
そう、この模様の形を追い払うためには
目玉をぐぐっと下にやると真っ暗闇になるのです
(気を抜くとすぐにまたチカチカがやってくる)

こういう感じのことかな、なんて思いつつ読んでいくと、
その暗闇の底に光の川が流れている 
そんな世界が出現して、読んでいて息を呑む

地上の光とは異質のもので近くで見ると目に毒の蟲の光
ふたつめの瞼を長く閉じ過ぎると闇に目玉が喰われる
闇を通して繁殖する “マナコノヤミムシ”

目に寄生した“マナコノヤミムシ”は
月の光で誘われて出てくる
その方法は月の光を浴びながら
ふたつめの瞼を閉じたまま目をゆっくりと開ける

今日は満月