カテゴリー: 放射線

「原子力基本法」「日米原子力協定」廃止とIAEA傘下を離れること


今月号はジョジョリオン休載、 jojoradioもお盆休みで
元気を失っておりますw
( 追記:17日の分ラジオが上がってたのを翌週気づいて二週分聴いて元気回復しました。あー面白かったー)

相変わらず憂鬱になるニュースや情報ばかり追いかけてますが、
サバイバルのためとはいえ 結構ヘトヘトモード。

そうした情報も追いかけきれないけど、
核廃絶のための大きな骨子、方法かもしれないのをメモ。

法律を動かし 世界の権威を動かすというのは
一般人にとっては雲の上の話しでもあるけど、
どこかでわたしたちでも動けるとき(投票とか?)
知ってるのと知らないのとではきっと違ってくるでしょう。

意識に上ってるのと全く知らぬ存ぜぬはやっぱり違う。

あっ、そういえば「日米原子力協定」というのもあった。
2018年に協定が切れるからそのとき廃止しようとすればできるとか。
小出裕章氏「2018年に切れる日米原子力協定を破棄するべきです。」-ラジオフォーラム- : Martin Island ~空と森と水と~

— via: wikipediaより
原子力基本法(げんしりょくきほんほう、昭和30年12月19日法律第186号)は、
原子力の研究、開発及び利用の促進に関して定めた日本法律
日米原子力協定(にちべいげんしりょくきょうてい)は、1988年7月に発効した条約である。
アメリカ合衆国から日本への核燃料の調達や再処理、資機材・技術の導入などについてとりきめている。
正式名称は原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定
有効期間は30年で、2018年7月に満期
有効期限の6か月前から文書で通告することによって協定を終了させることができるが、
この事前通告がなされない限り協定の効力は継続する —————————

日米原子力協定は、1988年7月に発効した条約とあるけど、
1955年11月14日、アメリカから日本へ濃縮ウランを貸与するため
ワシントンD.C.で調印され、翌12月発効という経緯。
1955年=昭和30年 原子力基本法が昭和30年12月19日 ほとんど同じ時期ですね。

小野先生の講演記録からは他に
一般の血液検査の見方など注目したい項目ずらり 必見です。

●「原子力基本法」の廃止

— 昭和30年12月に制定された、「原子力基本法」 この法律を廃法にしければならない


この法律には、事故が起きた場合の対処する条項が抜けており、
事故があろうと、無かろうと、しゅくしゅくと、
原発建設を進めていくという法律。

このことを熟知しているものは、官僚のなかの中心的官僚、
すなわち財務省、経済産業省のごく一部のキャリア官僚と、小生のみであります。
法律の専門家、弁護士も気づいていません。
気づいていないから、裁判で訴訟をすすめて戦わせているのであります。

脱原発を可能にする唯一の方法は、立法、すなわち国会議員による
国会での議決で可能にできるのであります。
また、この国会議員も、これに気づいていないのであります。
ここに、日本国の悲劇があります。
一度、この法律を読んでみてください。
via原子力基本法を廃法にせよ!:人生二毛作の田舎暮らし:So-netブログ

●IAEA傘下以外の権威から離れて世界を変える方法

WHOは、1959年の同意書から 放射線に関する病気の発表はIAEAの許可が必要になっていたが、
IAEAの影響下にないスイスの甲状腺癌の権威を味方につけ、
ドロズド教授たちは チェルノブイリ事故による甲状腺癌を認めさせた。
下の画像は動画からのキャプチャ

院長先生のブログskitch

小野俊一先生の講演からです。

甲状腺の基礎知識とがん(55分) 第7回院内勉強会: 院長の独り言

なんとチェルノブイリの事故での被ばく、
素直に甲状腺癌が異常に増えたという事実から認められたわけではなかったのですね。

いきなりTSH(甲状腺刺激ホルモン)やサイログロブリンなどの
専門的な甲状腺の検査は保険上一般の病院ではすぐにできないので
(TSHひとつだけならできることもあり)
普通の血液検査からの見分け方についてすごく親切な説明になってます。
(肝機能以上、コレステロール値の高さなど)

院長先生血液検査

以下の項目についての講演です。

・甲状腺の解剖
・血液検査の見方
・フクシマでの被曝状況
・チェルノブイリで甲状腺癌と放射能との関連を国際社会がなぜ認めたか
・甲状腺乳頭癌について

甲状腺の基礎知識とがん(55分) 第7回院内勉強会 投稿者 onodekita

あのとき福島で何が起きていたのか スクリーニングの様子がどうだったのか
…この数値を見て心底驚きました。

1,3000cpmが10万て‥1,3000cpmが100mSvってすでにすごいレベルなのに
10万cpmなら軽く1シーベルトぐらいですよね

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カテゴリー: movie

『グスコーブドリの伝記』


このお話は読んだことがなかった。
原作読まずに映画を見たら、
最後に血の気が引いて後味が悪いだけになってしまった。

原作を読んでみてわかった。
原作を知らずに観たからだった。

原作はここ→ 宮沢賢治 グスコーブドリの伝記

妹は生きてて再会できるし、最後もいきさつがわかって
その辺もちゃんと表現してくれればまだ納得できたのだった。

大事な点がはしょられて、あの裁判の場面なんていらなかっただろうと思う。
工場長の件だって、父親の遺体を黙って葬ってくれてた
気遣いがあったという点だってかなり重要だと思う。

でも、絵がほんとうにきれいだった。
なにしろますむらさんの絵だ。
絵を見る意味ではお勧めしたい映画。
絵だけだ。

main

カテゴリー: album

Bibio


シガー・ロスは、突然聴きたくなって一度聴くと、
しばらく聴かなくてもいいんだけど
Bibioは、いつでもBGMに流しておきたくなる。
穏やかな気分にピッタリでほっとする。
すごくほっとする。

バイエルを元にピアノの音を
少しずつ広げて遊んだときのことを思い出すのが Bibio。
懐かしくなる。
アンビエントといっても、心象風景というより
その場の空気、身近な音の風景。
生活に根ざした音。
気持ちが落ち着いているベストな状態の旋律。

アルバムは、
“Vignetting The Compost”あたりから
洗練されて都会風に変化してるように思える。
とはいえ、そうなる前の状態もまた良くて
何度も聴きたくなる。

で、ふとこの雰囲気ってジェフ・ベックに似てるって思いました。
力が入ってるわけでなくナチュラルで 押しつけがましくなく
ただただ音楽が好きで、本当に純粋に楽しんでる風が。

BIBIO (ビビオ)

イングランド, ウエスト・ミッドランズ在住のスティーヴン・ウィルキンソンによる1人ユニット。
ユニット名は、幼い頃、父と釣りに行った際に使っていた毛針にちなんで付けられた

Fi (2004)
Fi
B0006ZXJ8O
Hand Cranked(2006)
Hand Cranked
B000DN5VHQ
Vignetting The Compost(2009) 都会風に変化してる
Vignetting the Compost
B001NJY5LW
Ambivalence Avenue (2009)
Ambivalence Avenue (WARPCD177)
B00292SQNA
Mind Bokeh (2011)
Mind Bokeh (WARPCD209)
B004IMDCJC
Silver Wilkinson(2013)
Silver Wilkinson [輸入盤CD] (WARPCD235)
B00BNF1HC6

カテゴリー: 放射線

雨ときどき放射線:追記あり


3.11から収束していない福1原発というのは、周知の事実だけど、
特に最近、全国の放射線量のモニタリングの数値から目が離せない。

メディアには、溢れそうな地下水のこととか湯気のことが書かれてるくらいで
空間線量が上がったりしてることなど一切触れない。
三号機の湯気の状況も、周囲の空間線量は上がっていないと書かれている。

IMG_0061.JPG (2) IMG_0063

福島県(相双:大熊町)空間線量率グラフ -13/08/4 22:30
熊二区地区集会所 14:30 に 1,700uSv/hに跳ね上がってたのは
この日の昼過ぎの宮城県沖震源地で石巻で震度5があった後だ。
地震で何かあったんだろうか。
それほどずっとこの数値が続いたわけでもないがなんにも言ってないよね。

なんにも言わない‥というこの怖ろしさ半端ない。

とにかく、この全国の空間線量のモニタリングと家でのガイガーカウンターで測って
それぞれ個人でも気をつけてなければならないのが、今の日本の状態なのね。

それにしても 北海道の2013/7/16 12:00 0.28uSv/h なにがあったんだろう。
栃木って昨年も0.17uSv/hまで上がってたっけ?
(追記:昨年の2012年9月を見てみたら那須塩原市ハロープラザは0.51uSv/hもあったのを確認しました。
むしろ半分以下に下がってた。そんなに高かったんだ。元URL画像はここ )

栃木201209graph_mext_9
埼玉の三郷って0.14uSv/hだった?(追記:昨年9月で0.16uSv/h確認しました)
こんなに高かったっけ?(追記:高かったんですね)

あと、ここ最近の洪水などでまた変化があるんだろうね。

とりあえず、気になったモニタリンググラフのキャプチャ貼っておく。

7.16hokkaidougraph_mext_1

hukusimagraph_mext_7545

滋賀graph_mext_25

相馬graph_mext_7209

新潟graph_mext_15

茨城_mext_8

栃木graph_mext_9

あと、山形のこのモニタリングも 140uSv/hだよ!6月6日米沢になにがあったんだろ。

山形Image

あと、あちこちで放射性ヨウ素が検出されてたようで、
仙台では、7月1日 広瀬川浄化センターの脱水汚泥から 15 Bq/kg 検出されてた。

下水処理施設における放射能測定結果について6月分

下水処理施設における放射能測定結果について7月分

追記:

4日熊2区集会所での、1,700uSv/hの値は 原子力規制委員会のHPでは525.701 uSv/hになってました。
グラフにある機器調整中の熊2区集会所のほうかもしれないけど、
規制委員会にはこの集会所のデータは一箇所しか載って無い。

8.4熊2区

道の駅ならはの 725uSv/hの数値も、
原子力規制委員会HPのデータでは 夕方4時に最大値185.529μSv/h、
725uSv/hの値は残ってない。

機器故障とかなんとか言ってデータが改ざんされてるのではないかと
疑いたくなります。修正するなら修正するで、その旨を記したらいいのではないだろうか。
誰もここを閲覧することもないと思ってるんだろうかなどと、邪推されても仕方なくない?

道の駅ならは2013.8.9空間線量測定結果