「ひよっこ」有村架純さん
脚本 岡田惠和さん
これまででたぶん一番面白く観た朝ドラだった。
寮生活での場面から釘付けになってた。
みよ子が看護寮の部屋で一緒だった同僚に似てた。
押し入れを分割して使ってた。
先輩たちと生活し、仕事を教わりその頃はなんとも思わなかったのに、
今思い出して優しかったんだなと気付かされた。
そうそう寝言で会話したっけななどと。
節々に実際のその頃の写真や映像なども出てきて釘付けになった。
この頃「蒸発」という現象があったという事実にも驚いた。
その人達はその後どうなったのだろう。
最近記憶喪失に陥った人のドキュメンタリー番組を見て本当にそんなことがあるんだと驚いたばかりだったのでふと記憶の断片が蘇るシーンは本当にリアルだった。
有村架純さんもキャスト全員上手くて、思わぬ場面で涙した。
丁寧に作られてて安心して観てられた。
「ウツボカズラの夢」志田未来さん
直木賞作家・乃南アサさんの小説ドラマ化
なんともいえぬ気持ち悪さを感じながら目が離せないドラマだった。
生きていくのに必死な人がとりあえず衣食住の心配はしなくてもいい人の生活に入っていく気持ち悪さがタイトル「ウツボカズラの夢」とぴったりくる。
ウツボカズラはあの家だったという結末。
最初から感じてた気持ち悪さがこれだったのかと納得してゾッとしていい締めくくりだ。
志田未来さん演技上手かったなぁ。
BGMに出てくる曲がこれまたこのドラマに添ってて凄みが加わる。
” 音楽 – 木村秀彬 ” とあるのでこの方のBGMなのですね。
wikipediaを見ても主題歌 SPYAIR「MIDNIGHT」しか載ってない。
(これもいいけど)
「ハロー張りネズミ」
弘兼憲史による日本の漫画の実写化。
こういう娯楽ドラマ、やっぱり面白かったー。
山口智子、瑛太、深田恭子、森田 剛 みんないい味出してた。
「黒革の手帖」武井咲さん
松本清張作品ということで興味がでた。
でもあまり好きではないドラマだった。
どうなるのか気になって最後まで仕方無く観たという感じ。
原作とは違う展開で終わったようでちょっとほっとしたかなぁ。
あの最後の微笑みの意味が気になる。続くの?
「セシルのもくろみ」真木よう子さん
置いてけぼり感のあるドラマだったけど、なかなか面白かったと思う。
ファッション業界ドラマはきれいな身のこなしや服に興味が湧くのでついついチェック。
それにしても真木よう子さんほんとに痩せすぎててびっくりした。
最初は普通の人っぽくだんだん痩せていくのが自然に見えるのに、仕方なかったのかな。