今朝方、とても妙ちくりんで、
とても印象的な夢を見た
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「空を飛んで」
Oと一緒に飛行機に乗っている
前にO、後ろにわたしの二人乗り
飛行機はピンクっぽい赤色
座席にガラス窓などない、直接空の感触
何故かエンジン音も無い
まるでハングライダーのように
滑るように飛んでいる
あまりにも気持ち良くて
わたしは両手を横に広げて
空気の感触を全身で感じとっている
「ああ、なんて気持ちがいいのーっ!」
と思わず言葉が出る
いつのまにか次の場面
Oと一緒にシオーモのような
山に家々が並ぶ街の坂を登っている
よく出てくるわたしの夢の中の場所
そして訪れるたびに、
少しずつあちこちが変化している場所でもある
Oは、現世と違う姿で、
色白でひょろっとしていて
現世での知り合いの顔でもない
夢の中ではOだとわかっている
(さて、わたしも現世と違った姿だったのかは
わからない。
今回は自分を客観的に見る場面は無かった)
Oと一緒に歩いていく先は温泉
いい場所があるから行ってみよう、
という誘いで行くことにした
やはりこの場所は夢の中では初めて訪れる場所だった
そこには何故か
アース・ウィンドファイアーのヴォーカリスト
フィリップ・ベイリーだったか
モーリス・ホワイトだったか
よく覚えてないが、まるで
「ブルース・ブラザーズ」に出ていた
牧師のジェームス・ブラウンのようないでたちで
小さめのステージで歌を歌っている
何故かOが、外にある
少し小さめの浴槽の中に沈んだのを見て
なにかが起こったと思って起こそうとする
服を着たまま、目を開けたまま
静かに起こすと、Oは
「何が起こったんだろう。」とわたしにぼそっと聞く
わたしに聞きながらも本人は
何かが起こったということだけは自覚している。
起こしながら、濁ったこの湯の中に
脳が浮かんでいるのを見て驚く
Oの頭の後ろを見てさらに愕然とする
後頭の一部だけがごっそり穴が開いていて
頭の中の他の部分が丸見え
大変なことが起こったと思いつつも、
本人は「どーなってる? 俺・・・」と聞く
わたしは言葉を失ってすぐに応えられない
Oを抱き起こしたまま、どうしようかと思っている
一度出ているこの脳を
元に収めることができるだろうかと
プカプカ浮かんでいる脳を見ながら考える
このお湯で脳はふやけてしまわないだろうかと考える
Oは意識もはっきりしていて
痛みも無いようだし、こうして会話もできる
ただ、自分で動くことができないようで
わたしの手にOの重みがかかったままだ
抱き起こした私の手をほどいたら
また水中に沈んでしまうのではないかと思った
この湯から重いけれども実際ならもっと重いだろうに
夢の中ではなんとか彼を抱きながら、この浴槽から出した
Oはわたしを見ながら、なんとなく状況を察したようだ
「良かった、小脳やられてたら
会話もできなくなるもんな。」
こんな状況になっても、ジョークを言える彼に感心しつつも
なんとか直す手立てが無いかと考えている
すると歌っていたアースウィンドファイアーの
ヴォーカリストが
「どうしたら彼は元気になるか、
君は知っているはずだ。」と言う
何故か夢の中では私は即答する
「そうです、彼にスティックを握らせてください。
そうすればまたたくまに回復するはずです。」と言う
(ぎゃはははは、あまりにも非現実的!
書いてて笑ってしまうぅ)
「そうだね、ドラムを叩けばきっと回復するだろう。」
とヴォーカリストは言い、また歌い始めた。
何故か次にはOと一緒に
さっきの場所から坂を下って歩いている
「次は居酒屋がいいな、いい所があるんだ。」とOは言う。
「それはいいわね、行きましょ 行きましょ、。」と私。
ところが坂を下りきって街まで来たあたりで
Oは突然ふらりと倒れそうになる
わたしは咄嗟にOの額に手を当てる
高熱だ!大変っ、まだ治って無いんだわ
近くの小さな雑貨店のような店まで
なんとかOを連れていき、なんでしょうと
いう感じで店先に出てきたおばさんに、
「すみません、体温計ありませんか?」と聞く。
体温計をOにあて、熱が高いのだから
このまま救急車を呼んでもらえる、と
自分に言い聞かせている
ずっと傍にいるからね、と心の中で決心している
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