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2019年 夏ドラマ(観たものメモ)


なつぞら
脚本家 – 大森寿美男

面白くて釘付けになったのは、なつが東京に出て行くまでだったけど、
最後まで飽きさせなかったのは離れた妹との再会への伏線があったからなのかな。
モデルになった実在の女性がいらしたらしい。


子どもから大人まで多くの人を惹きつけ
優れたアニメーションを創り上げた人たちの産声を
このドラマでちょっと見せてもらったような気になった。

役者にメッセージを語らせる。

脚本家の大森寿美男氏は10代で演劇活動を始めたそう。
コメディから時代劇まで幅広いジャンルをこなしベテラン中のベテラン。
とはいえ、数ある作品の中観たことがあるものは無かった。

「お前は堂々と生きていけばいい」
という言葉(おじいさん役草刈正雄)は、
まるでそのまま子どものころの自分に直接語り掛けられたように聞こえた。


観ている者に直接語り掛けられてるような感覚になる。


「幸せを守るために人は怒る。今のあの子はそれもない。
争いごとを嫌ってあの子は怒ることができなくなった。
望みはただ生きる場所を得ること。」

幼馴染の笹岡のぶや(放送記者)に語らせる言葉。
「悲しみから生まれた希望は、人を強くします。
喜びから生まれた夢は人を優しくします。」

監察医 朝顔

コミックをドラマ化した作品。
原作:香川まさひと、作画:木村直巳による日本の漫画。
杏林大学医学部名誉教授である佐藤喜宣が監修を務めている。

淡々と日常の細かい描写が、
その貴重さをじんわりと訴えかけられる。
生と死がとても近い事実を突きつけられる。

『葬送の仕事師たち』を読んでるのだけど、
中身が濃過ぎて休み休み読んでて中々進まない。
その中にあった印象的な描写をこのドラマを見てて何度も思い出していた。

東日本大震災での津波で亡くなった遺体の場面だった。
《五十代くらいのお父さんと三十代くらいの娘さんが
「お母さん」を見つけた場に居合わせ、思わず、
「僕に処置させてください」と口をついて出た。
せめて泥を拭いてあげたい。…
「棺の蓋を開けると、ご遺体の口からいきなり泥が噴射したんです。
重油も体液も混ざった泥。遺体に充満していた腐敗ガスが、
泥と混じり合って噴き出したんだと思います。その瞬間、僕、
ご遺体に覆い被さっていました」》

震災のことを取り上げるドラマなどいくつかあるけれども、
このドラマはとても丁寧に描かれてて温かさがすんなり伝わってくる。

 

凪のお暇

こちらもコミック、原作はコナリミサトさん

最後までほんとに面白く楽しかった。
なんというか懐かしき心の中に沈殿してた思い出の中の
すっかり忘れていた感情が噴き出してきた。
うっわーわかるわかると思いつつ、
意外な展開に驚きながらどんどん引き込まれていく。
どうするのどうなるのと。

サイン―法医学者 柚木貴志の事件―

韓国SBSにて制作・放送されたテレビドラマを日本でリメイクされたドラマ。

まさか主人公(?)の柚木(大森南朋)が
亡くなっちゃうなんてとショックだった。
ちょっと無理のある展開だった。

TWO WEEKS

韓国MBCで放送された大韓民国のテレビドラマ
これもちょっと無理のある展開で
なんだかなぁと思いつつ最後まで観てしまった。

サギデカ

まさかの主人公の過去とリンクしていく話の展開は
面白かったけどこれもちょっと無理があった。