久々に変な有り得ない夢を見た。
ある建物の中の不特定多数が立ち寄るような広めの部屋にいる。
どこかへ行く途中に寄っているらしい。
幅1m程はある水槽の中に3個くらい、水槽いっぱいにぬいぐるみの魚が泳いでいる。
水色に緑のアクセントがついている魚のぬいぐるみ。海底にいるような大きめの目をギョロギョロさせて勢いよく泳いでいて水槽が狭そうだ。
ものすごい生命力があるのにぬいぐるみで、夢の中では疑問にさえ思っていない。
どうやら1個(1匹?)貰えるらしく、どれにしようか迷いながら水槽の中に泳いでいるぬいぐるみを見ている。
ちょっと上に被されている蓋を外そうとすると、隙をついて上に飛び出そうとする。それを見ていたこの建物の人らしき人が「気をつけないと飛び出して逃げていきます。」と言う。
そうなんだ、出ても生きることができるのか、と慌てて蓋を閉めてまた考える。
いやこれ貰っても水槽の水取り替えなきゃならないならめんどくさいな、と気づいて辞退する。
なぜこんな夢を見たんだろうと考えてたら気づく。
昨夜『なんだこれミステリー』という番組を見てて、シャベルで土の中を掘り起こしたら生きている魚が出てきたシーンがあった。
この魚は池の水が無くなった時湿った土の中でジッとしていたらしく、肺呼吸ができるらしい。肺呼吸ができる魚が存在してるということに驚いて、おそらく印象に残ったのだろう。自分的には驚いたけどそこまでビックリしたわけでもなく、そうなんだへぇーぐらいだったけど。
それが夢として、脳の中でこれくらいのことは有りうるかかもしれないと考えたのが実現したのだろう。などと思い当たって妙に納得したのだった。
夢から覚めてそんなのあるわけ無いし、と自分に突っ込んだんだけれど、夢の中って世界観が違っててもそういうもんだと思い込んでいる別の自分がいるように思う。
『ヒューマニエンス 40億年のたくらみ』というNHKの番組で、レム睡眠もノンレム睡眠も、どちらかを削ると深い眠りを得られなくなると解説していて面白かったのを思い出した。
身体がピタッと動かなくなるレム睡眠の時、目玉だけが動いてる時に夢を見るらしい。
夢を見る事で、脳の中でさまざまな情報を整理しているらしい。
その情報の中で、大切かどうかを取捨選択して、必要では無いものは消して、必要なものを強化したり、新しいシナプスを作ったりしているらしい。
不要なタンパク質を分解するのも深い眠りでもたらされるとも。この不要なタンパク質が溜まるのが認知症に繋がるとか。
肺呼吸する魚って、進化論の途中にいる生物なのかしら。
やはりビックリした新しい認識は、結構印象付けられたようだ。
それにしても変なぬいぐるみだった。
体長は軽く30cmはあったなぁ。
ぬいぐるみだけど、見た目はきれいな水色だったけど、ちっともかわいくなかった。
なぜ、夢の中では欲しいけどどうしよう、と悩んでたんだろうと問いたい。